商品先物取引の運用計画
何の運用計画も立てずに「とにかく儲けたい!大きな利益を出したい!」と思って商品先物取引をしようとする人は、大きな確率で損失を被ることがあります。商品先物取引をする前に必ず「自分の投資した金額をどのくらいの期間で、いくらぐらいの利益をあげる」という運用計画を立てておきましょう。大切な投資資金をギャンブルのように次々と投資するのは無謀なのです。もちろん、運がよければ大きな利益を得ることも可能ですが、長い期間で商品先物取引をしようと考えているならば、そのような無謀な取引をしていると、いつか必ず大きな損失を出してしまいます。ちょこちょこ、小銭を稼ぐように利益を出しても、1度大きな損失を出してしまうと1回でそれまでの利益分を消失してしまうのです。まずは一攫千金的なギャンブル的発想をなくし、長期の投資を戦略的な運用計画をもとに実行していく心がまえをすることが大切です。投資資金が少ない投資家ほど、一発大逆転の投資をしてしまいがちですが、それこそ1日で投資した金額を0にしてしまうことになります。長期で利益を出す取引をするには、損切りラインを設定し、そのルールにのっとり、何度も損切りをする中で、1回の大きな儲けのチャンスを見逃さないことが大切です。商品先物取引における自分なりの年間資産運用率を設定しておくことは非常に大事なことです。商品先物取引をしているほとんどの人が「儲けられるものなら少しでも多く儲けたい!」という方です。このような考えが念頭にあると、冷静な判断ができなくなり、売り時も買い時も分からなくなり、結果的な大きな損失だけが残ることになってしまうのです。そうならないためにも、自分なりの目標運用率を決めておきましょう。それを決めておくことによって、投資資産を大切に守りながら堅実な投資ができるようになります。目標運用率を高く設定しすぎると意味がないので妥当な運用率を設定するようにしましょう。年率50%儲けるのは至難の業なので、それ以下に抑えた目標数値を設定しましょう。確率論から言えば、年率50%以上の利益を出せる人は100人中30人前後です。この30人に絶対入れるとは限らないので、目標数値は低くして、損切り重視の堅実な取引をすることが長期で利益を出し続けるコツです。商品先物取引をはじめてする方や初心者の方は年率運用率を20%以下におさえることをオススメします。そこそこベテランの投資家でも毎年年率20%以上の利益を継続させることは難しいという事を念頭に置いた上で守り重視の取引をするようにしましょう。商品先物取引をしていると、「常に取引していないと気がすまない」という感覚に陥ることがあります。「ある期限までに目標運用率を達成したい!」という願望がある場合は仕方が無いですが、できるだけ焦って取引をするのは控えましょう。焦ると、必ずといっていいほど、単純なイージーミスで損失を出してしまいます。これは商品先物取引だけではなく全ての投資取引で言えることです。特に、損切りをした直後は、「相場の読みが間違っていた」ということなので、一旦休憩する必要があります。損した分を取り戻そうとしてムキになってすぐに取引を再開してしまうと、さらなる大きな損失を被る危険性があるのです。損切りは「泣き寝入り」ではなく「賢いリスク回避方法」なのです。したがって、損切りしたことを、いつまでも引きずる必要はまったくありません。できれば、損切りしたことは頭から無くして、あらたな気持ちで相場を予想してみましょう。損切りしたことを忘れるためにも一旦相場から抜ける必要があります。プロのディーラー達も、自分で決めた休養期間は勝っていても負けていても取引を停止して、商品先物取引のことは忘れてバカンスを楽しむのです。外国為替取引はわたしの最も好きな投資のひとつです。最近は、外国為替証拠金取引FXが非常に人気があって、為替取引といえばこの外国為替証拠金取引の事をさすような感すらあります。外国為替証拠金取引FXは、数万円(場合によって数千円)からと非常に少ない資金で始める事も出来ますので 誰にでも始め易いという事も大きな理由だと思います。また非常に誤解している人も多いのですが、株などよりも小さなリスクでリターンを狙えます。外貨預金感覚で、外貨預金よりも非常に少ないリスクで、更に高い利回りを狙う 高利回り外貨預金 という方法もあります。ここでは、特に断りが無ければ為替取引は外国為替証拠金取引を指す事とします。為替取引というのは、お金でお金を取引するというところも何だかクールな感じがして好きなのですが、実際にどういったところが良いのでしょうか?先ず基本的に24時間取引が出来るので、サラリーマンなどの時間の制約の多い人でも、自分の都合の良い時間に取引が出来ます。株式取引だとデイトレードのような事をしようと思っても普通の人は平日の日中には勤めなどがあるので取引を自由にする時間が取れません。しかし為替取引の場合は日本が夜でも昼の国もある訳ですから夜中でも大丈夫です。 もちろん普通に日中に取引も出来ます。株などでは銘柄によっては取引量が少なく買いたいときに買おうと思っても買えない場合もあります。逆に持ち株を処分しようと思っも取引が少なくて売れない時などはかなり悲惨です。また大きな材料が出た直後など売りが殺到したり、買いが殺到したりした場合思うように売買出来ないという事も起こります。しかし、為替の場合はボリュームが全く違いますのでメジャーな通貨では先ずこういった流動性のリスクがほぼありません。また銘柄によっては、情報があまり入ってこないということがありますが、一国の通貨ですので、 為替に関してはニュースをチェックするのにもそれほど不自由する事がありません。更に企業の場合は、時には粉飾決算やインサイダー取引などもあります。粉飾決算などが行われていては、どんなに頑張って調べても個人の力ではどうしようもありません。時には投資の判断基準が根底から覆されてしまう事にもなりかねません。例えば、順調に業績を伸ばしている会社だと思って長期投資で買ったとします。ところが、公開のために売上や利益をずっと水増ししてきていた事が発覚したとします。全く自分ではどうする事も出来ない部分で大きな損失を被る事もありうる訳です。また、企業の場合は倒産して株券が紙屑になるという事も無い訳ではありません。しかし一国の通貨ですので株などと比べれば、為替取引ではこれらのような心配は殆ど無いと言って差し支えないのでは無いでしょうか?残念ながら外国為替証拠金取引FXを扱っている業者の中には、あまり評判の良くない業者も存在するようです。投資というと、ある程度「お金が貯まったら考えるもの」という考えの人がいるかもしれません。また、まとまったお金が無いと投資は出来ないと思っている人も多いでしょう。しかし投資は、お金が貯まってきてから考えるものでもなければ、まとまったお金が無いと出来ないものでもありません。確かに投資の種類によってはある程度まとまった資金が必要な場合もありますし、お金が多いほど投資対象などの選択の幅も増え、有利になります。しかし、少ない資金でも投資出来ない訳ではありません。 資金が少ないのなら、少ない資金なりの投資を考えるべきなのです。受験で例えれば、大学に入学したら勉強しよう仕事で例えれば、出世できたら仕事をがんばろうと言うようなものです。普通は大学に合格するためには勉強しなければ合格しないでしょうし、頑張って仕事をしたから出世出来ると言うものです。そうして、実際に入学したら受験勉強とは違った学問を学ぶし、出世して上の立場になったらまた違ったものが見えてきたり、新たなスキルが必要になってくると言うようなものではないでしょうか?投資だって同じで、少ない資金であれば少ないなりの、資金力があればあるなりの、それぞれに応じて投資を考えてゆくべきなのです。これは投資ばかりではなく、お金と言う事で考えてもおなじ事です。急にもちなれない大金を手に入れた人が、あっという間に訳のわからないものに使ってしまったり、 逆に全くどうして良いのかわからず途方にくれてしまうのと同じようなものです。やはり何事も少しずつ準備しておくべきなのです。ですから、急に大金を運用しようと思ってもどうやって良いのかわからないのではないでしょうか?せいぜい失敗するのがオチだと思います。また、リスクを犯してまで投資するべきではないという人もいるでしょう。しかし、資産家で、投資に無縁な人は例外的な人ではないでしょうか?つまりお金持ちの条件として、投資というものは必須だという事では無いでしょうか?しかし、投資でリターンを望めば、リスク無しにはありえません。そして短期的な変動はありますが、ハイリターンを狙えばハイリスク、ローリスクを狙えばローリターンになります。何故ならば、一時的にハイリターンでローリスクというものがあったとします。当然投資したい人が増えますから、大量に資金が集まります。 そうすると急激にリターン率は低くなって行くのです。そうするとリスクに見合ったリターンに収束して行くことになるのです。ですからローリスク、ハイリターンというものは普通ありませんが、ハイリスクにも拘らずローリターンというものは多いので注意が必要です。一般にどれだけハイリターンを狙うかということは、どれだけのリスクを受け入れる事が出来るかということになるかと思います。